">本年の税理士試験まで余す期間は、1か月余りとなりました。
勉強は順調に進んでいるでしょうか。
何回かに分けて、私の税理士試験での勉強方法や思い出をまとめてきましたが、もうここまで来たら、最後は心の戦いではないかと思います。
税理士試験を振り返る~消費税法の理論の覚え方について~ | Kitai tax accounting office
税理士試験を一度でも受けたことがある方なら、経験があると思いますが、問題用紙が配られてから、「始め!」の合図がかかるまでの静けさ、大きな会場でも物音ひとつしない静寂に包まれます。
それが静けさがまた、緊張感を増大させてしまうんですよね。
本当に異様な空間と化します。
この現象は、ほとんどの試験でも一緒だと思います。やっぱり開始前の時間は、静寂に包まれますよね。
学校の試験やセンター試験、入学試験、TOEICの試験なども同じような現象がありましたし、あると思います。
で、問題は、その静かな時間をどう乗り切るかということです。
みなさんはどんなことを考えたり、どんなことをして、この静かな時間を乗り切っていますか。
私の場合は、それぞれの年で、静かな時間の過ごし方は、バラバラでした。
最初の年は、緊張で周りをキョロキョロしていました。
計算機の置き場所やペンの置き場所、時計やホッチキスの置き場所を周りの人を見ながら、配置換えをしていました。
それ以降の年では、
今までの苦労(勉強)を走馬灯のように思い出してみたり、
ただただ深呼吸をしてみたり、無になってみたり、
問題を解いていく順番をシミュレーションしてみたり、
試験問題を透かして、見てみたり、
受験番号を間違っていないか、ひたすらチェックしてみたり、
絶対に出ると考えている理論を頭の中で繰り返してみたり、
合格後のことを想像してみたり、
終わった後の飲み会のことを考えてみたり、
終わった後のパチンコのことを考えてみたり、
次の日のコンパのことを考えてみたりしていました。
どれが一番良いのかは、はっきり言って分かりません。
おすすめは、パチンコのことを考えることです。
というのも、帰りに行ったパチンコ店で大フィーバーしたからです。
ちなみに、試験の結果はいうと、不合格でした。
参考になりましたでしょうか。
試験当日の異様な空間は、実際に受けてみないと分からないかもしれません。
しかし、模試や確認テストなどで同じ状況を想像しながら克服し、あなたに合った、あの異様な静かな時間の過ごし方を探してみてはいかがでしょうか。