税理士試験を振り返る~消費税法の理論の覚え方について~

 税理士試験の思い出【消費税法 理論編】

 

税理士試験の受付期間の募集が開始されました。

振り返ると、2年前に無事合格することができました。

その間、受験に専念した期間や2度の転職を経験するなど色々ありました。

今思い返すと、転職する必要はあったのかと考えたくもなります。

それぞれの会社で多くのことを経験させて頂けたことは、私にとっては財産です。

その間、たくさんの人にご迷惑をかけ、また、助けてもらいました。

感謝しきれないくらい、感謝しております。



と、話が逸れてしまいましたが、私の税理士試験の体験談を書き残したいと思います。

参考になるか分かりませんが、ご興味ありましたら、どうぞご一読ください。

 

第1回は、消費税の理論について、まとめました。

 

受験遍歴

【1回目】2011年 消費税法✖

【2回目】2012年 消費税法✖

【3年目】2013年 消費税法〇

3回目の受験で合格することができました。

 

勉強遍歴

【1回目】TAC 年内完結+上級(DVD通学)

【2回目】TAC 直前対策(WEB通信)、大原 直前対策(資料通信)

【3回目】TAC 直前対策(WEB通信)、大原 直前対策(資料通信)

 

理論の覚え方

消費税法を受験する上で、1番大変なことは、理論の暗記ではないでしょうか。

初めて税法を勉強するときは、いろいろな情報を探しました。

まず思ったの、自分にはできるのか?ということです。

年齢も30歳を超えていました。

記憶力は若いほどいいとよく聞きます。

本当に、どうすれば覚えられるのか、悩みましたし、インターネットを使って毎日のように記事を探して、自分に合った方法を探していました。

暗記にいい方法や場所、時間など、いいと思うものはすぐに取り入れ、試してみました。

結局のところ、試験日が近づくにつれ、何度も何度も見返すこと、できるだけ短い期間で繰り返すことで、覚えられるようになってきました。

考えるより、動けではないですけど、理論暗記はこつこつと覚えていく、これに尽きると思います。

勉強する場所や環境は、考える必要がありますが、、

 


◆ 理論編

1回目の受験時

エクセルで勉強時間を管理していました。

・勉強した日時

・内容理解度

を毎日チェックし、満遍なく勉強するようにしました。

 

書いて覚えるのではなく、頭の中で覚えるようにしました。

 

覚え方として、エビングハウスの忘却曲線などを参考に

1回目:小題だけ覚えて、内容は一読する。(1つの内容につき1時間程度)

2回目:小題を思い出し、内容を覚えていく。(1つの内容につき1時間程度)

3回目:小題、内容を思い出し、覚えていなければ覚えなおす(1時間程度)

4回目以降:一通り覚えていなければ、覚えなおす

を繰り返し、直前期までは1週間に1度は確認するようにしていました。

 

直前期からは、TACの講義内で説明があった、重要度の高いAとBを完璧に覚えるようにしました。

5・6月は、理論テキストを1週間で1周回せるように、

7・8月は、理論テキストを2・3日で1周回せるようにしました。



2回目・3回目の受験時

すべて完璧に理解するように努めました。

 

少しでも空いた時間や、通勤中などに気になったらチェックできるように、大原の理論サブノートを携帯するようにしていました。

コンパクトにまとめられており、スーツのポケットにも入れることができます。

今なら、電子書籍を買って、アプリで確認していたと思います。

 

 

 

 

 まとめ

参考になりましたでしょうか?

計算編については、また機会がありましたら、まとめたいと思います。