改めて、キャッシュを手元に残すことの重要性を気づかされました。
先日、懇意にしている方(お客様ではありません)が、救急車で運ばれました。
現在は安静にしているようですが、お子様もいて、まだまだバリバリ働ける年齢の方です。
きっと、退院すれば、今までのように働けるとは思います。
早く退院されることを願うばかりです。
突然の入院に備えるために、キャッシュを残す方法
もし、あなたが突然、働けなくなったら、と考えると、ゾッとしますよね。
私は、お客様がそのような事態になったら、と考えてしまうと、ハッとします。
今回の件で、改めて、キャッシュを残すための対策を徹底的に提案し続けようと思い返した次第です。
全ては、事業を存続するため、生活に支障をきたさないためです。
キャッシュを残すには
キャッシュを残す方法としては、
➀ 利益をだす
➁ 補助金・助成金
➂ 借入
が考えられます。
キャッシュを残す方法➀
キャッシュを残す方法といえば、まずは、利益を出すことです。
でも、利益が出れば、税金もかかります。
利益を出すだけでなく、税金を減らす対策、節税も同時にしなければなりません。
節税といっても、方法は様々あります。
お客様の経営状況や家族の状況、資金の状況、税制などすべてを含めて、考える必要があります。
つまり、一人一人、お客様ごとに考えなければなりません。
また、キャッシュを残すというのは、今あるお金を増やすという、短期的な視点だけでなく、長期的な視点にたって、最もお金が増える方法を考えなければなりません。
当事務所では、経理方法や社内規程の見直し、節税商品などを組み合わせて、最もお金が増える方法をご提案しております。
キャッシュを残す方法➁
キャッシュを残す方法としては、他に補助金や助成金があります。
補助金や助成金は、条件や限度額、期限などがあるため、すべての事業者が得られるものではありません。
しかし、条件や期限が合えば、積極的に申請をサポートします。
補助金等で事業の拡大ができれば、利益の増加にもつながります。
キャッシュを残す方法➂
キャッシュを残す方法として、最後に借入があります。
融資、金融機関からの借入は、良くないイメージを持たれている経営者や避けたいと考えている経営者もいます。
某セミナーでは、借入は”悪”とイメージさせるようなセミナーをしていました。
しかし、考えてみて下さい。
あなたが、もし、入院などで事業ができないと、収入は入ってこないですよね。
収入がないからといっても、請求書はきますし、固定費はかかりますよね。
収入がないから払えませんとは、いきません。
支払うだけの資金が残っていればいいですが、支払えないとどうなるでしょか。
退院と同時に事業ができない、なんてこともあります。
金融機関から借り入れればいいと思うかもしれません。
しかし、こういう状況では、金融機関もなかなかいい返事はくれません。
借りられても金利が高くなったりもします。
そう考えれば、経営が順調なうちに、低金利で、運転資金の一部を借入れて、必要なければプールしておく、そんな方法も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
参考になりましたでしょうか。
事業が順調に進んでいても、病気や天災は突然やってきます。
その時に対策をするのでは、手遅れです。
今できる準備として、キャッシュを残すことを考えてみてください。
すべては、事業を存続させる、生活に支障をきたさないためでもあります。